顎ニキビ

顎ニキビは男性ホルモンが原因?生理前にできやすい理由

顎ニキビの男性ホルモンの影響

顎ニキビは、ついつい触ってしまうなど、できると治りづらい印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

また、「なぜか、周期的に顎ニキビができる」と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。

ニキビはどこにできても嫌なものですが、このページでは顎ニキビと男性ホルモンの関係、また男性ホルモン以外の主要な原因であるホルモンバランスの乱れと改善法について解説しています。

顎ニキビは男性ホルモンの影響?

ニキビは皮脂や角質が毛穴に詰まってできるため、皮脂の分泌を増やす男性ホルモンは、ニキビができる原因になります。

顎はもともと皮脂腺が多く、皮脂が多い部位ですから、ニキビはできやすいといえます。また、男性ホルモンの影響を受けやすい部位でもあるため、顎ニキビと男性ホルモンは深い関係があると言えるでしょう。

男性ホルモンは、男性ならもちろんのこと、女性にも男性ホルモンは分泌されます。しかし女性は男性と比べて男性ホルモンは少ないです。男性の半分程度、代表的なテストステロンで言えば5~10%程度だと言われています。

その程度であれば大した影響は受けなさそうですが、実際には、女性は髭が生えないため毛穴が開いていませんので、男性より皮脂は詰まりやすいです。

ただし、皮脂が過剰に分泌されていなければ、ニキビができやすくなることはありません。ニキビは、皮脂が過剰に分泌されていたり、乾燥などで毛穴が細くなったりした場合にできやすくなるものです。

それでは、男性ホルモンの場合、どのような時に皮脂の過剰分泌を招くのでしょう。

ストレスとジヒドロテストステロン

男性ホルモンのテストステロンは、ストレスを受けると、5αリダクターゼとう酵素と結合し、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変化します。

ジヒドロテストステロンは皮脂腺を活発にする働きがあり、ニキビの原因になる皮脂の分泌を増加させます。

ストレスがニキビに良くないと言われているのは、自律神経が乱れ、ホルモンバランスが乱れるという理由が大きいですが、上述のように男性ホルモンの影響もニキビに関係します。

女性は生理前に顎ニキビができやすい

女性の場合、生理前には黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増え、それまでに優位だったエストロゲンが減少します。

エストロゲンもプロゲステロンも代表的な女性ホルモンで、多くの役割を持つ必要なホルモンですが、プロゲステロンは、皮脂を増加させるため、ニキビができやすくなります。

また、ホルモンバランスに大きな変化が起こるので、自律神経もホルモンバランスも乱れやすく、皮脂を増やす原因になります。

女性が生理前に肌荒れやニキビができやすいのはこのためです。Tゾーンにニキビができないのに、顎にだけできる大人ニキビの多くは、ホルモンバランスの乱れが関係しています。

その他の顎ニキビの原因や生理前のニキビについては、下記のページも参考にしてください。

男性の場合は髭剃りが主要な原因

男性の場合は、女性より男性ホルモンが多いですが、ニキビができる人とできない人がいます。思春期には成長ホルモンの影響でニキビが大量にできていても、大人になると自然とできにくくなるものです。

男性ホルモンは皮脂を分泌させますので、男性ホルモンが多ければ多いほど、ニキビができやすくなると言えるでしょうが、男性の場合、顎ニキビの主要な原因は髭剃りによる肌への負担です。

髭剃りと同時に肌にも傷をつけてしまうことが多いため、肌のバリア機能が低下しニキビができやすい状態になってしまいます。

髭剃りの手入れや肌の負担を考慮したビフォアケア、アフターケアをすることが大切です。

関連ページも参考にしてください。

顎ニキビは男のほうがひどくなりやすい?原因と対策

ホルモンバランスを整えるには生活習慣・食生活から

ホルモンバランスを整えるためには、下記の4点が大切です。

  • 睡眠の質を上げる
  • ストレスをできるだけ緩和する
  • 食生活を改善する
  • 適度な運動を心がける

睡眠の質は、いかに熟睡できるかという事が大切です。基本は朝に日光を浴び、夜にしっかりセロトニンが分泌されるようにすることです。体に元から備わっていることなので、ここは避けては通れないと言っても過言ではありません。

また、スマートフォンやテレビなどのブルーライトは、セロトニンの分泌を抑制しますので、夜は使用を控えるようにしましょう。

他には、夕方以降にカフェインを摂らない、寝る前に食べないなどに気を付けていくようにしてください。

ストレスは、皮脂の分泌を増加させるだけでなく、自律神経を乱しホルモンバランスを乱しますので、できるだけ発散できるように心がけてください。もちろん、ストレスを0にする必要はなく、あくまで過度なストレスという意味ですので、神経質になりすぎないことも大切です。

食生活を改善することも大切です。ファーストフードや揚げ物など油分の多い食事は、ホルモンバランスを乱すと言われていますので、食べ過ぎに気を付けましょう。

「納豆」「豆乳」はは、女性ホルモンの働きと似た働きをする「大豆イソフラボン」が豊富なので、積極的に食べるようにしましょう。サプリでも摂取できますが、その場合は取りすぎると良くないので注意してください。

また、適度な運動はストレス発散にも繋がりますし、自律神経の活性化によって女性ホルモンのバランスを調整してくれます。運動不足の方は、無理をしすぎない程度に軽い運動から始めていくようにしましょう。

もっと詳しく知りたい場合は、下記のページも参考にしてください。

まとめ

顎ニキビは、男性ホルモンの影響でもできやすくなりますが、女性の場合は生理前のホルモンバランスの乱れのほうが強い原因です。

女性の大人ニキビの主要な原因でもあるホルモンバランスの乱れは、生活習慣や食習慣を見直すことで改善していきましょう。

顎ニキビは男のほうがひどくなりやすい?原因と対策

顎ニキビができると男の人の場合は髭剃りをするとニキビが潰れてしまったり、雑菌がついて悪化してしまったり、大量にできてひどい状態になってしまうこともありますね。

ニキビは、皮脂分泌が過剰になるとできやすくなりますが、男性の場合、女性と比べて元から男性ホルモンが多いのは当然です。

顎のニキビも当然ながら男性ホルモンによって皮脂が過剰になればニキビができる原因になります。

しかし、女性と違って生理前にホルモンバランスが崩れるといったことがないので、思春期ニキビは別として大人になると、通常の男性ホルモンの量でニキビができやすいという事は無くなってきます。

それでは、男の人の顎ニキビの原因はどんなものなのでしょうか。また、どのような対策をしていけば良いのでしょうか。

顎ニキビになる男の人は髭剃りが原因かも

元々、顎には皮脂腺が沢山あつまり、皮脂の分泌が多い部位ではありますが、男の人はヒゲが生えるので毛穴が開いた状態になります。そういう意味では、皮脂が過剰に分泌された場合、かえって女性のほうが顎ニキビになりやすいと言えます。

しかし、実際には皮脂の分泌だけが男の人の顎ニキビの原因ではなく、多くの場合が髭剃りによる皮膚への負担や雑菌、乾燥も重なって、ニキビができやすく、また治りにくくなります。

ニキビができた状態で髭剃りをすれば、ニキビが潰れてしまうでしょうし、かといって髭を剃らずにいられない職場環境の人も多いでしょう。

髭剃りがある分、顎ニキビは男性のほうが治りづらく、ひどくなりやすいと言えるほど、髭剃りの影響は大きいです。

髭剃りと同時に角質層を傷つけている

男の人が髭を剃る時は、どうしても髭と同時に肌の角質層を傷つけてしまいがちになります。

角質層は水分を保持して外からの刺激から肌を守るために大事な働きをするバリア機能を持っていますが、傷ついてしまうと水分が保持できず、肌のバリア機能は低下します。

バリア機能が正常に果たせない肌は水分が保持できず、皮膚は固くなり毛穴が細くなってしまいますので、毛穴が詰まりやすくなります。また、ターンオーバーが乱れることで、古い角質が剥がれ落ちずにとどまってしまうことでも、毛穴を詰まらせる原因になります。

結果として、アクネ菌が繁殖しニキビができやすくなり、雑菌や紫外線などの外部からの影響も受けやすくなっているため、治りづらい状態になってしまいます。

ストレスも男性の顎ニキビができる主要な原因

もちろん、髭剃りが主要な原因でない場合もあります。その主要な原因は、ストレスからくる皮脂の過剰分泌です。

ストレスを感じると、男性ホルモンのテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変化します。

このジヒドロテストステロンは、皮脂腺の働きを活発にし、結果、皮脂の分泌が増加します。

そもそも顎は、男性ホルモンの影響を受けやすい場所でもあるため、顎にニキビができやすくなります。

ニキビができてしまった時の髭剃りはこうする

顎にニキビができてしまった時も、男の人は会社などで許されている場合でなけらば髭を生やすのも難しいでしょう。

会社で許される職種の場合も、キレイに生やしていれば問題なくても、無精髭はだらしない印象になりますし、髭から皮脂や雑菌が付着して悪化してしまうこともあるので注意が必要です。

顎ニキビができてしまった時は、ニキビの周囲のみ、なんとか避ける方法が1つ。その場合長く生えてしまている髭は消毒したハサミでカットしましょう。

もう1つは、肌に負担の少ないタイプの電気シェーバーを使用することです。

最近のものでは、肌に負担が少なくなるよう、先に当たる刃が髭を引き上げ、次の刃がカットしてくれるものがあります。

口コミなどでも、「ニキビが潰れずに髭がそれた」という意見があるシェーバーもありますので、良く顎にニキビができてしまう男性は、シェーバーを替えることも検討してみると良いでしょう。

参考までに肌に優しいタイプの電気シェーバーを掲載しておきます。(写真クリックで商品ページにリンクしてあります)
顎ニキビを作らない髭剃りを

髭剃りは毎日するものですから、1回ごとの肌への負担は少ないに越したことはありません。

肌に負担をできるだけ掛けずに髭剃りをするには、下記の5点が大切です。

  • 刃の切れ味を良いまま保つ
  • 髭剃り前に髭をしっかりと蒸らす
  • ビフォアローションなどで肌を守る
  • 髭剃り後はアフターローションなどでケアする
  • 髭剃りは常に清潔に保つ

髭剃りは切れ味が悪い状態のまま使用すると、なかなか髭が剃れず髭剃りに時間が掛かります。またカットしきれない髭を引っ張り、そのことでも皮膚を傷めてしまいます。

T字の髭剃りであれば、2週間に一回、電気シェーバーも、内刃、外刃とありますがメーカーが推奨する長さよりできれば早目に交換するようにしたいところです。

また、刃の切れ味が悪くならないよう、お手入れもしっかりとするようにしましょう。

アフターローションは、肌の乾燥が気になる場合や、ヒリヒリ痛いような傷のつき方をしてしまっている場合は、クリームでバリア機能を補助するようにしましょう。ローションタイプは肌のバリア機能が弱い状態だと浸透しすぎて逆に肌に負担をかけることもあるので注意してください。

毛嚢炎(毛包炎)の場合もあります

最後に、ニキビではなく毛嚢炎(毛包炎)だったというケースがあります。

見た目はニキビに似ていますが、ぶつぶつとした吹き出物で、ニキビがアクネ菌が原因菌であるのに対して、黄色ブドウ球菌という雑菌が原因でできる皮膚炎です。

特に、カミソリ負けして傷がついた部位にできることも多いです。だいたいの場合は、ニキビより早く治ることが多いのですが、周囲が赤く腫れてしまっている場合などは、跡にもなりやすいので、皮膚科に行って薬を処方してもらったり、ステロイド軟膏を使用する必要があります。

 

 

痛い顎ニキビ・首ニキビ しこりニキビの治し方3ステップ

顎ニキビ

顎や首にできた痛いニキビ。ニキビができるだけでも嫌なのに、痛みも伴えば、憂鬱な気分になってしまいますよね。

痛いニキビは、毛穴の奥で炎症が起きているので、ニキビ跡を残さないためにも早目に対処をしていくことが大切です。

このページでは、顎や首にできやすい、痛いニキビの正体と、自宅できる治し方を解説しています。

 

痛いニキビはなんでできるの?

顎や首にできやす「痛いニキビ。普通のニキビは痛くなにのに、どうしてできてしまうのでしょうか。まずは簡単にニキビが痛くなるプロセスを説明します。

痛いのは「しこりニキビ」

ニキビと言っても、炎症のない白ニキビや黒ニキビのうちは痛みがありません。

しかし、炎症を起こして赤ニキビになると、触れると痛みを感じる状態になります。

そもそもニキビに触るのはNGなので、気になっても触らないことが大切ですが、触らないでも痛いことがあります。

顎や首のニキビにありがちな痛いニキビは、一般的に「しこりニキビ」や「硬結ニキビ」と呼ばれ、ニキビの炎症が進み、悪化した状態です。毛穴を皮脂が塞ぎニキビができると、皮脂を好むアクネ菌が増殖します。増殖したアクネ菌を抑えようと白血球が働き、最終的に膿になります。

炎症が続けば続くほど、毛穴の壁にダメージを受けるので、痛みを感じるようになってしまいます。

ニキビの芯が見えた状態のものと、見えないものとありますが、芯の見えないもののほうが、より肌の深くで炎症が起こっていると言われています。

ニキビではない場合も

しこりニキビに似ているものとして下記の2つがあります。

  • 粉瘤(ふんりゅう)
  • 毛嚢炎(もうのうえん)

粉瘤は、しこりニキビに似ていて、見分けが付きづらいのですが、皮膚に袋状の嚢胞とよばれるものができて、その中に古い角質が溜まってしまってできる良性腫瘍の1種です。

毛嚢炎は、毛穴の奥の毛包と呼ばれる部分に、ブドウ球菌が感染することで炎症が起こる皮膚病の1種です。初めのうちはニキビのようですが、時間が経つとしこりのような吹き出物になります。

粉瘤とニキビの見分け方

ニキビと小さい粉瘤を見分けるのは難しいですが、「黒い点がある」「しこりがつまめる」「ちょっと大きすぎる」など、いつもと違うと感じたら、皮膚科の診療を受けるようにしましょう。

毛嚢炎とニキビの見分け方

毛嚢炎はかゆみや痛みはあまり伴いません。皮膚が大きく盛り上がるのも特徴ですが、ニキビから毛嚢炎になることもあり、見分けるのは難しいです。数が少ない場合は、肌を清潔に保つことで改善されますが、数が多かったり、長引くようなら皮膚科での診療をおすすめします。

痛い顎ニキビ・首ニキビを治す3ステップ

痛みが出るしこりニキビは、普通のニキビより大きく目立つので、一刻も早く治したいと思います。

しかし、自分でニキビの芯や膿を出すのはNGです。炎症を起こした状態では、逆にばい菌が入って悪化してしまう恐れがあります。

それでは、少しでも早く治すのには、どうすれば良いのか説明します。

①外用薬を使用する

しこりニキビは、毛穴が塞がれてしまっている状態なので、体の内側から改善するのが良いですが、それには時間が掛かります。

長引けば、ニキビ跡の原因にもなりますので、薬を使って対処するようにしましょう。

たこの吸出し

たこの吸出しは、有効成分中に含まれている硫酸銅の腐蝕作用とサリチル酸の角質軟化作用により、塞がってしまった部分を開き、膿を排泄してくれる薬です。

大正2年からある薬ですが、今でもよく利用されている薬です。

患部以外に塗ると良くないので、使用する場合は、使用方法や使用上の注意を良く読んで、使うようにしてください。

 

ベトネベート

ベトネベートは、ステロイドと抗生物質が配合されていて、アトピーの治療薬として有名です。

ステロイドは長期使用をすると副作用もありますが、炎症を抑える効果は非常に高いです。

長期使用しないことと、広範囲に塗らない事に気を付ければ、すぐに効果を実感できる優れた薬です。

 

②内側からもケアをする

肌のターンオーバーを促すために、内側からのケアも同時に行うようにしましょう。

具体的にはサプリではなく、医薬品を使用するようにしましょう。
チョコラBBプラス

吸収にすぐれた活性型ビタミンB2が、細胞の新陳代謝を助けてくれるので、しこりニキビも良いです。

小型の錠剤なので飲みやすく、疲れにも効くのでおすすめです。

 

③根本的な改善をする

薬はあくまで対処法です。ニキビの場合は、放っておくとニキビ跡として残る可能性が高くなってしまうので、対処法も大切ですが、「何度もできてしまう」「なかなか治らない」という場合には、やはり根本的な改善をしていく事が遠回りのようで一番の近道になります。

具体的には下記の2つを行います。

  • ニキビのできにくい生活習慣と食生活に改善する
  • 正しいスキンケア

肌のターンオーバーを正常にする為に、質の高い睡眠や、ストレスと溜めない生活を行うように心がけましょう。また、野菜を多く摂取して、バランスの良い食事、正しいスキンケアが、繰り返しできる顎や首の痛いニキビができない肌にしていく為の根本的な改善方法になります。

当サイトでも、根本的な改善方法については多くのページで解説していますので、ぜひ参考にしてください。

関連ページ

まとめ

痛いニキビは「しこりにきび」と呼ばれる、塞がった毛穴の奥で炎症が起き、膿が溜まった状態です。顎や首のニキビはしこりニキビになりやすく、外の部位ではおしりや胸などにもできやすいです。

痛いということは、肌の奥で炎症によるダメージが起きている証拠なので、できるだけ早く対処することが大切です。

痛い顎ニキビ・首ニキビを治す3ステップは、

  1. 外用薬を使用して対処する
  2. 内側からもケアをする
  3. 根本的な改善をする

皮膚科に行ける場合は、皮膚科に行き薬を処方してもらったり、適切な処置をしてもらうのが良いですが、なかなか時間が取れない場合は、今起きている炎症や溜まってしまっている膿を市販薬を使って対処することが大切です。

内側からもチョコラBBプラスなどの医薬品で外側と並行してケアしましょう。

対処は必要ですが、何度も繰り返しできてしまう人やなかなか治らない人は、根本的な改善をしていくように心掛けましょう。

具体的には、下記の2点が重要です。

  • ニキビのできにくい生活習慣と食生活に改善する
  • 正しいスキンケア
つる美さん
つる美さん

自分でケアしても、なかなか治らない場合は、皮膚科に行って適切な処置をしてもらうようにしましょうね。

もう繰り返す顎ニキビで悩まない!5つの原因と治し方

顎ニキビの原因と治し方

顎ニキビは、口下から首のラインまでにできるニキビで、Tゾーン、鼻の周りと比べればできにくいですが、一度できると治りづらい印象があると思います。

頬杖をついたり、衣服が当たったりと、外部からの刺激も受けやすい場所でもあり、しっかりケアしないと治りづらくなったり、繰り返し何度もできてしまったりします。

まず、顎ニキビの原因をできるだけ特定し、原因にあったニキビケアをすることで顎ニキビのできない肌を目指していきましょう。

顎ニキビの原因

顎ニキビの原因は下記が原因になっている可能性があります。

  1. ホルモンバランスの乱れ
  2. 手で触ること
  3. 保湿不足
  4. 胃腸が弱っている
  5. その他の原因

顎ニキビを治すには、原因をできるだけ特定したほうが対策をしやすいです。

①ホルモンバランスの乱れ

顎ニキビはホルモンバランスの乱れが原因になっている場合があります。女性は生理周期でホルモンバランスが大きく変化します。

排卵日から生理までの間(黄体期)、プロゲステロン(黄体ホルモン)という女性ホルモンの1つが増加し、それまで優位だったエストロゲンが減少します。

プロゲステロンは、妊娠する為にはとても大切なホルモンですし、近年の研究では乳がんの抑制効果がある事も解っています。

しかし、ことニキビにおいては、皮脂の分泌を活発にするので、やっかいです。また、黄体期には心も体も不調になりやすく、PSM(月経前症候群)という病気があるように、女性にとっては不安定な期間になりますので、ニキビができやすくなりがちです。

また、男性ホルモンの影響も考えられます。女性は男性と比べて男性ホルモンは少なく、男性の半分程度(男性ホルモンで代表的なテストステロンは男性の5~10%程度)ですが、このテストステロンがストレスを受けることで5αリダクターゼとう酵素と結合し、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンに変わってしまいます。

このジヒドロテストステロンが増えることで、皮脂腺が活発になり、皮脂の分泌が増えます。さらに、髭の生えない女性のほうが毛穴が開いていない分、皮脂が詰まりやすく顎ニキビができる要因になってしまいます。

男性の場合もストレスで皮脂が過剰になった上に、髭剃りを使用することもあって、できてしまうと治りづらくなります。

②手で触ること

いろんな所を触る手には、無数の雑菌がいることはご存じの通りかと思います。目には見えなくても、沢山の細菌がついた手で顎を触ってしまうことは、思ったより多いものです。頬杖をつくこともあるでしょうし、意味もなく、なんとなく触る癖のある人もいらっしゃると思います。

また、顎ニキビができたあと、ついついて気になって触ってしまうという人はとても多いです。雑菌だらけの手でニキビに触れてしまうのはむやみにニキビを喜ばせているようなもので、顎ニキビを繰り返す要因になってしまいます。

③保湿不足

顎はスキンケアを怠りがちな部位でもあります。表面上かさかさしていなくても、お肌の内側が乾燥してしまっている事があります。

お肌の乾燥を補う為に体が皮脂を分泌します。これが過剰になると皮脂で毛穴が詰まり、ニキビの原因になります。

また、乾燥肌の場合はもともとは皮脂が足りない状態です。皮脂膜という天然のバリア層が弱い状態のお肌では、角質層の水分が足りず角質が硬くなってしまいます。その為、毛穴が細くなり、少しの汚れや皮脂でも詰まってしまう為、結果としてニキビができてしまいます。

乾燥が気になる人で繰り返し顎ニキビができてしまう人は、特に保湿の意識を高めていきましょう。

④胃腸が弱っている

暴飲暴食や過剰なストレスで胃腸に負担が掛かりすぎると、血行が悪くなり代謝が下がり肌トラブルになりやすくなってしまいます。また、余分な栄養分や毒素がニキビとして現れることがあると言われています。

他にも、体の冷えやも胃腸を弱らせますし、胃腸が弱ることで便秘にもなりやすくなります。

血行が悪くなり胃腸が弱る→便秘になる→毒素が溜まる→胃腸の負担が増える という悪循環はニキビにとっても当然良くありません。

⑤その他の原因

その他の原因としては、「紫外線の影響」が顎ニキビができる原因として挙げられます。

紫外線を浴びすぎると、肌の天然のバリア機能を壊してしまい、「皮膚の水分が不足してしまう」「角質が厚くなってしまう」「保湿効果の高いスクワレンが酸化する」など、ニキビができる下地を作ってしまいます。紫外線を受けやすい部位なのに比較的UVケアに気を使わない部位でもあり、ニキビの原因となることがあります。

紫外線の他には、「洗顔料のすすぎ残し」、「患部に髪の毛が当たってしまうこと」、「衣類との摩擦」なども原因の1つになる場合があります。

また、男性の場合は、髭剃りがニキビを作り、直しづらくする大きな原因になる場合があります。

顎ニキビの治し方

①生活習慣・食習慣を見直す

質の高い睡眠をホルモンバランスに変化があるのは女性であれば当たり前のことですが、ニキビができるということは、必要以上にホルモンバランスが崩れている可能性があります。

ホルモンバランスを整えるためには、できるだけ早く就寝するなど、規則正しい生活で睡眠の質を上げることと、食生活を見直すことが大切です。

ニキビに効くと言われている食べ物はお肌に良いことで有名なビタミンB群が含有されているものです。また、便秘解消に良い食物繊維も結果的にお肌に良い影響を与えてくれます。

しかし、過度にビタミンB群や食物繊維にこだわって、栄養のバランスを欠いてしまえば元も子もありませんので、バランスの取れた食事を心がける事が大切です。

ビタミンB群が豊富な食べ物

ビタミンB1豚肉・うなぎ・たらこ・ナッツ類
ビタミンB2レバー(鶏・豚・牛)牛乳・うなぎ
ナイアシンかつお・レバー・たらこ・落花生
パントテン酸(ビタミンB5)鶏もも肉・納豆・レバー
ビタミンB6まぐろ・かつお・さんま・牛レバー・バナナ
ビタミンB12牛レバー・鶏レバー・さんま・あさり・牡蠣
ビオチン枝豆・ほうれん草・レバー
葉酸
レバー・卵・いわし・落花生

水溶性食物繊維が豊富な食べ物

食物繊維は場合によっては、かえって便秘を悪化させる可能性のある不溶性食物繊維ではなく、水溶性植物繊維を摂るようにしましょう。水溶性食物繊維が多く含まれる食品は、果物・玉ねぎ・山芋・海草など。

生活習慣の見直しは睡眠の質から

忙しい現代人にとって、生活習慣を直すのは簡単ではありません。しかし、少しでも心がけることが大切です。まずは睡眠の質を上げる為に、規則正しい生活と、できるだけ早く就寝するところから始めましょう。

よくお肌のゴールデンタイムは「22時~2時」と言われますが、そこまで神経質に気にする必要はありません。大事なのはあなたの仕事や家庭などの生活に無理なく合わせられる範囲で「規則正しい睡眠」を心掛けることです。

また、ストレスを溜めこまずに、自分なりに発散できる方法を探しましょう。

②手で触る癖を治す

気になってしまうと余計ちょっとだけ触りたくなったりするものですよね。でも、その癖は治すようにしましょう。はじめのうちは「ついつい」触ってしまうでしょうが、意識するように習慣づいてくれば、触らないで済むようになってきます。頬杖も同様に気をつけてしないようにしましょう。

またこまめに手を洗うのも効果的です。触らないほうが良いですが、それでもついニキビそのものや周囲の顎を触ってしまった場合も、こまめに手洗いしていることで細菌が沢山いる状態のまま肌にふれずにすみます。

③保湿不足

顔のスキンケアは女性なら気を使っている人が多いでしょうが「顎のスキンケア」はどうでしょうか?

乾燥はニキビの大敵です。顎を意識してスキンケアをすることは余りないと思います。見た目が乾燥しているように見えなくてもお肌の内側で乾燥してしまっていることもありますので、しっかりと顎の保湿を意識してください。

また、乾燥で細くなってしまった毛穴では少しの異物が詰まるだけでニキビになってしまうことがありますので、洗顔の際は顎も意識して、すすいであげるようにしましょう。

④胃腸に負担を掛けない

暴飲暴食はしないようにして、バランスの良い食事を心がけてください。ストレスの溜めすぎも胃腸に良くありませんので、自分なりのストレス発散を生活の中に取り入れるようにしていきましょう。

また、便秘にならないよう、上述しましたが、水溶性食物繊維(果物・玉ねぎ・山芋・海草など)を摂るように心がけましょう。デトックスでは「良く汗を沢山かくと良い」と言われますが、汗で排出される毒素はお通じと比べたらわずかなものです。

体の毒素の9割以上が排便と排尿で排出されると言われていますので、便秘にならないような食生活、生活習慣の改善はニキビを治す為にも気を付けていきましょう。

まとめ

どの原因がご自分のニキビの原因かを特定することはできないかもしれませんが、上記の原因の中で、思い当たるものがあれば可能性が高いところからケアしていくと良いでしょう。

その上で、原因が複合している場合も多々ありますから、できることから実践していくようにしましょう。

完璧にやろうとし過ぎれば、かえってストレスになったり、洗顔をし過ぎて、必要な皮脂まで洗い流したり、悪影響になる場合があります。

無理せず、自分のペースでニキビに良い習慣を身に着けて、繰り返す顎ニキビに悩まずに済むようにしていきましょう。