ニキビに効くピーリングの種類と化粧品でニキビが悪化する理由

ニキビのピーリング

ピーリングはニキビに効果があると言われ、皮膚科クリニックでも受けることができます。また、ニキビ化粧品にもマイルドなピーリング成分が配合されているものもあることから、ニキビに効果があるものだということが解ります。

しかし、ニキビが改善したという人がいる一方で、ピリピリして肌が赤くなったという人や、敏感肌になってしまったという人などもいて、「ピーリングは危ない!」と感じている人もいるのではないでしょうか。

このページでは、ニキビをピーリングで治す

スポンサードリンク

ニキビに使うピーリングの種類

まず、ニキビの治療に使うピーリング剤にどんな種類があるのかを説明します。

・サリチル酸
・グリコール酸
・トリクロロ酢酸

サリチル酸は、角質を柔らかくしてくれ角化を防いだり、不要な角質を溶かす働きがあります。ピリピリとした刺激感や赤みを生じることもありますが、基本的に刺激が少ない優しいピーリング成分です。

グリコール酸は、フルーツから抽出されることが多いので「フルーツ酸」ともよばれます。分子が小さいので浸透力が高く、シミや小じわなどの治療にまで使われます。その分刺激は強く、ピリピリしたり赤みやかゆみを伴うこともあります。

トリクロロロ酢酸は、肌の深部にまで作用する酸の1種です。トリクロロ酢酸をつけ、意図的に軽い熱傷を起こし、熱傷が治る過程で、ニキビ跡の陥没部分が盛り上がるので、ニキビ跡にも効果が期待できます。

強酸なので、刺激は強く、顔全体ではなく、部分的にピンポイントで使用されます。

化粧品に配合されるピーリング成分

ニキビケアの化粧品には、医薬部外品の薬用タイプのものが多いですが、中にはピーリング成分であるサリチル酸やグリコール酸が配合されているものがあります。

「マイルドピーリング」と謳われていることがほとんどですが、これは成分自体がマイルドだということではなく、配合量を抑えていることで、効き目もマイルドだけれど刺激もマイルドということになるかと思います。

医薬部外品でも配合して良い量は決まっていて、サリチル酸は100g中0.20g、グリコール酸3.6%以下(「毒物及び劇物指定令の一部を改正する政令」で規定がある)です。

トリクロロ酸は、劇物扱いなので、医薬部外品にも配合されることはありません。

皮膚科ではサリチル酸やグリコール酸も、症状に合わせて配合量を変えることが多いようですが、サリチル酸で30%程度の濃度のものを使う皮膚科クリニックがありますので、皮膚科で使用される濃度と比べて、化粧品(医薬部外品)は比べられるものではないことが解ると思います。

マイルドピーリング化粧品でニキビが悪化する?

たしかに、サリチル酸はともかく、グリコール酸は3.6%以上の配合は劇物指定されているほどですから、強い酸ということが解りますが、実際に化粧品に配合されている量は、ごくごく微量なことがほとんどです。

リアルな数値は記載義務がない為、判明しませんが、下手に多く配合すれば、副作用が起こる可能性もあるため、相当安全値を考えて配合されていると考えるのが常識的です。

なので、基本的には「ニキビに効く」成分ですが「肌に悪い」と言えるほどの量が配合されていません。反対に効き目がマイルドすぎて、効果を感じるまでに時間が掛かることのほうが多いでしょう。

「毎日のニキビケアに使用する」ことを前提に作られているものが多いので、適切な使用をしていれば肌に悪いということはありません。

ただし、そもそもピーリング自体が合わない人がいます。

それは、敏感肌の人や乾燥肌の人などで、本来肌が持つバリア機能が弱ってしまっている人です。単純に古い角質が剥がれづらい「ターンオーバーが遅くなっている人」であれば、問題はありませんが、敏感肌や乾燥肌の人の場合、「ターンオーバーが早くなってしまっている」可能性が高いからです。

洗顔のしすぎや、ゴシゴシ洗うなど適切な洗顔ができていない人は、バリア機能が弱まってしまい、敏感肌や乾燥肌になりがちです。

そういった方は、マイルドピーリングを謳った化粧品を使う際は、特に注意が必要です。前述の通り、かなり量が少ないですから、すぐにニキビが悪化するような場合は別の原因もあることが考えられますが、肌がもともと弱いと思っている人は使用を控えるか、試してみるときも、毎日ではなく日を空けながら使用するなど注意深く肌の状態を見ながら使うことをおすすめします。

また、中でも弱いサリチル酸でも不要な角質を溶かす働きがあるので、使用直後はツルツルになったと感じても、すぐに乾燥しがちです。使用する際は、保湿をしっかりと行うことが重要になります。

スポンサードリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする